12月26日  フユザンショウ(ミカン科)

   05.12.26 撮影
   
 フユザンショウ〈冬山椒/別名フダンザンショウ〉(ミカン科) 花期は4〜5月。
 サンショウと違って冬も葉が残っていることによる名。山地に生える高さ1.5〜3mの常緑低木。葉は互生。奇数羽状複葉で葉軸には翼があり、小葉は1〜3対。葉腋に長さ2〜5pの花序を出し、淡黄色の小さな花をつける。果実は直径5oほどの卵球形で、赤褐色に熟し、種子は光沢のある黒色。雌雄別株だが日本では雄株は見られない。

 
秋吉台では、あちこちの林や林縁に点在しているフユザンショウです。
                                         
                          05.12.26 撮影
                              
           
「果皮は赤く、でこぼこ。裂開すると黒い種子が1個出てくる」

                    【こんな時もありました】                  
05.5.19 撮影

【上の画像を拡大しました―果実になりかけた雌花】
05.5.19 撮影

「子房は2個。基部が合着している。日本には雄株は見られない」
 
                      【こんな時も・・・】 
05.4.29 撮影