12月3日  フユザンショウ



【@雌雄異株。日本では雄株は見られない
13.12.2 撮影

          フユザンショウ Z.armatum〈冬山椒/別名フダンザンショウ〉
                             (ミカン科 サンショウ属) 花期は4〜5月。
        サンショウと違って冬も葉が残っていることによる名。
        山地に生える高さ1.5-3mの常緑低木。雌雄異株。
        日本では雄株は見られない。
        葉は互生。長さ9〜14cmの奇数羽状複葉で、葉軸には翼がある。
        小葉は1〜3対あり、長さ3-14cmの長楕円形または広被針形。質は厚い。
        葉腋に長さ2-5cmの花序を出し、淡黄色の小さな花をつける。
        花被片は8個。
        果実は2個の分果に分かれる。
        分果は直径5mmほどの卵球形で、8月に赤褐色に熟す。
        種子は長さ約4mmのほぼ球形で、光沢のある黒色。
                         

【A】
13.12.2 撮影

【Aを拡大しました −果実は2個の分果に分かれ、裂開すると黒い種子が1個出てくる
13.12.2 撮影

【B果皮は赤く、でこぼこ
13.12.2 撮影


* * * * * こんな時もありました * * * * *

【C花期は短く、油断していると青い果実になってしまいます】
13.5.27 撮影

【Cを拡大しました】
13.5.27 撮影

【D】
13.5.1 撮影

【E葉柄の基部の両側に刺が対生状につく 】
13.5.1 撮影

【Eを拡大しました − 葉腋に長さ2-5cmの花序を出し、淡黄色の小さな花をつける
13.5.1 撮影


※ 10月からDNA分類体系準拠の新科名を書いています
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。


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