フユイチゴ Rubus buergeri〈冬苺〉(バラ科 キイチゴ属) 花期は7〜10月。
山地の林縁や林下にふつうに生えるつる性の常緑小低木。
茎はつる状に地面をはって伸び、褐色の曲がった毛が密生、まばらに刺がある。
葉は互生。
葉身は長さ幅とも5-10cmのほぼ円形で、浅く3〜5裂する。
ふちは波状に浅く切れ込み、歯牙状の細かい鋸歯があり、
鋸歯の先端は小さな芒になる。裏面には軟毛が多い。
枝先や葉腋に直径2cmほどの白い花が5〜10個集まって咲く。
花弁と萼片はほぼ同長。
萼の外面や花柄には淡褐色の短毛が密生する。
果実は集合果。
直径約1cmの球形で、11〜12月に赤く熟す。
【A果実は集合果。直径約1cmの球形で、11〜12月に赤く熟す】
15.12.1 撮影
【Aを拡大しました】
15.12.1 撮影
* * * * * こんな時もありました* * * * *
【B枝先や葉腋に直径2cmほどの白い花が5〜10個集まって咲く】
15.7.29 撮影
【Bを拡大しました − 花弁と萼片はほぼ同長】
15.7.29 撮影
【C萼の外面や花柄には淡褐色の短毛が密生する】
15.7.29 撮影
フユイチゴの赤い実が目立ち、早々と撮ったものの、アイノコフユイチゴと思われる花しか撮ってなくて、
未整理の画像を探し回り、やっと、フユイチゴと言える花を見つけることが出来ました。
最近はこんなことが多く、後悔ばかりしています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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