フシグロ Silene firma〈節黒〉(ナデシコ科 マンテマ属)
花期は8〜11月。
茎の節が暗紫色を帯びることによる。
平地の路傍や低山地の林縁に生える高さ30-100cmの越年草。
茎は直立し、無毛で、節は暗紫色を帯びる。
葉は被針形〜卵状披針形長さ3-10cm、幅1-3cm鋭頭、縁毛がある。
茎頂や葉腋に白色の小さな花がつく。
花柄の長さは不揃いで1-3cm、
萼は卵形〜長卵形、長さ6.5-10mm、10脈がある。
花弁の舷部は白色で、長さ2-3mm、先が2裂する。
【@−2.@を拡大しました −茎は直立し、無毛で、節は暗紫色を帯びる】
17.9.19 撮影
【@−3.@を拡大しました −花弁の舷部は長さ2-3mmで、先が2裂する】
17.9.19 撮影
【@−4.@を拡大しました − 萼は卵形〜長卵形、長さ6.5-10mm、10脈がある】
17.9.19 撮影
龍護峰のは花が良く開きますが、ほかの2ヶ所で見ているのは、開いているのを見ないのに
果実がついていき、秋が深まって花が開いてきます。
日当たりが良い所を好むのに、回りの草丈が伸びて日照不足からか?
そう言えば、秋吉台のいずれの場所も、草が刈られたあとに伸びた個体では、
花は良く開いています。
キッコウハグマも日陰の場所のは閉鎖花しかつけないのに、果実はどんどん出来ています。
閉鎖花で結実して出来た種子で発芽できているのでしょうか?
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|