フウセンカズラ Cardiospermum halicacabum L.
(ムクロジ科 フウセンカズラ属) 花期は 8〜11月。
インドからアフリカにかけての原産で、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどで
鑑賞用または野菜として栽培されている一年草。
茎はつるになり、よく分岐して2m以上に伸び、無毛または有毛。
葉は2〜3出の複葉で互生し、
葉に対生して出る巻きひげで他物に巻きつく。
茎の上部の巻きひげの先端に雌雄別々の小さな4弁花をつけ、
3室のある直径3cmほどの風船形にふくらんだ果実をつける。
明治年間の初めに鑑賞用に導入され、
関東以西で逸出してしばしば野生状態にある。
− 「日本帰化植物写真図鑑 」−
花は白くて小さく、萼片4,花弁4、雄しべ8、雌しべ1からなり、
果実は空気を入れて風船のようにふくらみ、
種子は黒くて、白いハート形の斑がある。
− 検索入門「野草図鑑1」 −
【@を拡大しました − 葉は2〜3出の複葉で互生】
18.8.11 撮影
【@の花を −茎の上部の巻きひげの先端に雌雄別々の小さな4弁花をつけ 】
18.8.11 撮影
【Aこの長さは1m弱 − 茎はつるになり、よく分岐して2m以上に伸び】
18.8.11 撮影
【Aの花を − 茎の上部の巻きひげの先端に雌雄別々の小さな4弁花をつけ】
18.8.11 撮影
【B葉は2〜3出の複葉で互生】
18.8.11 撮影
【Bの花を −花は白くて小さく、萼片4,花弁4、雄しべ8、雌しべ1からなり 】
18.8.11 撮影
最初の1株を見つけた時は、「見たことがない!」でしたが、撮っているうちに、
昔見たフウセンカズラだと思うようになりました。
落ち着いて見渡すと小さい数十株が点々と生えているのを確認しました。
花は直径7mmほどでしょうか。風船の果実は直径3cm。楽しみです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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