1月29日 フラサバソウが開花しました

「フランスの植物学者フランシェとサバチェの『日本植物目録』(1875)に長崎で採集の
記録があるが、長い間実物が見つからず、記録の誤りとされたこともあった。1937年に
奥山春季が長崎で採集された標本を発見し、フランシェ、サバチェを記念して命名した」

午後、歩き始めると同時に降っていた雨が上がり、日差しも出てきたので、何となく、
「今日辺りフラサバソウが咲くのでは?」と、風当たりが少ない道ばたに来てみました。

【@開花していました − 崖の下、車が行き交う道路端で】
12.1.29 撮影
   フラサバソウ〈別名ツタノハイヌノフグリ〉(ゴマノハグサ科 クワガタソウ属)花期は1〜4月。
 畑や道ばたに生えるヨーロッパ・アフリカ原産の2年草。
 茎は下部で分枝して横に広がり、長さ10〜20cmになり、まばらに長毛が生える。
 葉は下部の少数のものは対生し他は互生。
 長さ0.7〜1cmの広円形で1〜2対の大きな鋸歯があり、立った長毛がまばらに生える。
 葉腋ごとに1花をつける。花柄は葉とほぼ同長。
 花冠は淡青紫色、浅い皿形で直径2〜2.5mm。

               【A − @の右上の花を − 花の直径は2mmほど】
                         12.1.25 撮影
             【Aを拡大しました − 日が当たると花はもっと開きます】
                        12.1.25 撮影
            【B − @の中ほど、右端の花を − 花の直径は2mmほど】
                        12.1.2 撮影
                       【Bを拡大しました】
                        12.1.29 撮影
                    【C − 上とは数メートル離れた場所で】
                        12.1.29 撮影
                 【Cを拡大しました − 花の直径は2mmほど】
                          12.1.29 撮影
      
昨年は開花が遅れて2月4日でしたが、例年は1月20日ごろに開花してきました。

                      
* * * * * おまけ * * * * *

                     【スズシロソウが開花しました】
                        12.1.2 撮影
       【上の画像を拡大しました − つぼみの時に花びらを虫に食べられたようです】
                          12.1.29 撮影
         ほかに白く色づいたつぼみが数個。着実に春が来ていると感じました。                      


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。