1月20日 フラサバソウ 

「フランスの植物学者フランシェとサバチェの『日本植物目録』(1875)に長崎で採集の
記録があるが、長い間実物が見つからず、記録の誤りとされたこともあった。1937年に
奥山春季が長崎で採集された標本を発見し、フランシェ、サバチェを記念して命名した」

【フラサバソウが開花しました −今日咲いていたのは1個だけ
(トゲミノキツネノボタン・コハコベと混生) 10.1.20 撮影
昨日は咲いていなかったのですが、「この暖かさが3日目だから」と目を凝らしました。
   
  フラサバソウ〈別名ツタノハイヌノフグリ〉(ゴマノハグサ科 クワガタソウ属)花期は1〜4月。
畑や道ばたに生えるヨーロッパ・アフリカ原産の2年草。
茎は下部で分枝して横に広がり、長さ10〜20cmになり、まばらに長毛が生える。
葉は下部の少数のものは対生し他は互生。
長さ0.7〜1cmの広円形で1〜2対の大きな鋸歯があり、立った長毛がまばらに生える。
葉腋ごとに1花をつける。花柄は葉とほぼ同長。
花冠は淡青紫色、浅い皿形で直径2〜2.5mm。
   
                     【上の画像を拡大しました】        
 10.1.20 撮影

  
同じ花を別の角度から撮りました  
10.1.20 撮影
葉は下部の少数のものは対生し他は互生。
広円形で1〜2対の大きな鋸歯があり、立った長毛がまばらに生える


上の画像を拡大しました
10.1.20 撮影

* * * * * * こんな時ももうすぐ * * * * * *

  
昨年の画像です  
09.3.2 撮影

09.2.4 撮影
花冠は淡青紫色、浅い皿形で直径2〜2.5mm


 毎年駐車場わきのこのフラサバソウで開花を見ていますが、6年連続で1月に開花です。
同じ仲間のオオイヌノフグリは11月から咲いているし、冬が暖かくなっている証拠の一つですね。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。