フナバラソウ〈舟腹草〉(ガガイモ科) 花期は5〜6月。
裂けた果実の形から、この名がある。山地の草原に生える高さ40〜80aの多年草。茎は直立、枝分かれせず、葉は短い柄によって対生し、楕円形〜卵形で厚ぼったく、茎とともに短い軟毛におおわれ、ビロードのような触感がある。上部の葉腋に濃褐紫色の花を束にしてつける。花は直径1.5aほど。
今年新しく見つけていたつぼみがついた株は、花が開いたか見に行ったら消えていました。
(だれも知らない株と思って掘ったのかも知れませんが、私は見ていたのだから!)
間もなくフナバラソウの季節は終わるというのに、ここの花しか見ていないのです。
【上の画像を拡大しました】
「花冠は深く5裂、内側に5個の副花冠、中央にずい柱がある」
クララ(マメ科)
05.5.27 撮影
クララ〈眩草〉 花期は5〜6月。 根をかむと目がクラクラするほど苦いことからこの名がある。日当たりのよい草地や河原などに生える高さ80〜150pの多年草。葉は互生し、奇数羽状複葉で小葉は7〜10対。花は総状に多数つき、白色〜淡黄色、ときに紫色を帯び、長さ1.5〜1.8p。
クララの花が1つだけ開いたのが2日前。もうこんなに開いてきました。
【上の画像を拡大しました】
秋吉台の初夏本番を告げるフナバラソウとクララ。
毎年欠かさず日記に書いてきましたが、今年も。
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