フナバラソウ Vincetoxicum atratum〈舟腹草〉
(キョウチクトウ科 カモメヅル属) 花期は5〜6月。 裂けた果実の形から、この名がある。 山地の草原に生えるややまれな多年草。
全体に密に軟毛があり、茎は直立、枝分かれせず高さ40-80cm。
葉は短い柄によって対生し、長さ6-10cmの楕円形〜卵形で厚ぼったく、
短い軟毛におおわれ、ビロードのような触感がある。
花序はごく短い総花柄があって、やや密に花をつけ、小花柄は5-10mm、
萼とともに密に毛がある。 花冠は濃褐紫色で直径12-14mm。
副花冠は楕円形で蕊柱とほぼ同高。
袋果は広披針形で長さ7-8cm、密に毛がある。
【@を拡大しました−2.花序はごく短い総花柄があって、やや密に花をつけ】
16.5.22 撮影
【@を拡大しました−3.小花柄は5-10mm、萼とともに密に毛がある】
16.5.22 撮影
【@を拡大しました−3.葉は短い柄によって対生し、楕円形〜卵形で厚ぼったく】
16.5.22 撮影
【A全体に密に軟毛があり、茎は直立、枝分かれせず高さ40-80cm】
16.5.22 撮影
【Aを拡大しました−2.葉は短い軟毛におおわれ、ビロードのような触感がある】
16.5.22 撮影
【Aを拡大しました−3. 私が歩き始めた年に先輩が「チョコレート色の金平糖」と…】
16.5.22 撮影
今日は残念でした。
使っていたCFカードが故障したため秋吉台に行く前に購入し、カメラで2度初期化をしたのに、
撮った画像をパソコンに移そうとしたら、「取り込む画像がありません」と。
カメラに戻してみたところ、カード残数の表示が出ず、「初期化が必要」と。
で、気持ちを込めて撮った、今日開花のクララ、久しぶりにしっかりと確認したハガワリトボシガラ、
観察会資料に使うために撮ったウラジロチチコグサなど、すべて駄目になったのです。
長い年月には、たまにこんな不幸もありますが、いつまでも尾を引く暇がないのが幸せ…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|