2016年 5月23日  フナバラソウ



【@今月29日の観察会コースで見つけた開花している2株を】
16.5.22 撮影

         フナバラソウ Vincetoxicum atratum〈舟腹草〉
                         (キョウチクトウ科 カモメヅル属) 花期は5〜6月。
       裂けた果実の形から、この名がある。
       山地の草原に生えるややまれな多年草。
       全体に密に軟毛があり、茎は直立、枝分かれせず高さ40-80cm。
       葉は短い柄によって対生し、長さ6-10cmの楕円形〜卵形で厚ぼったく、
       短い軟毛におおわれ、ビロードのような触感がある。
       花序はごく短い総花柄があって、やや密に花をつけ、小花柄は5-10mm、
       萼とともに密に毛がある。
       花冠は濃褐紫色
で直径12-14mm。
       副花冠は楕円形で蕊柱とほぼ同高。
       袋果は広披針形で長さ7-8cm、密に毛がある。


【@を拡大しました−2.花序はごく短い総花柄があって、やや密に花をつけ
16.5.22 撮影
                                 
【@を拡大しました−3.小花柄は5-10mm、萼とともに密に毛がある
16.5.22 撮影

【@を拡大しました−3.葉は短い柄によって対生し、楕円形〜卵形で厚ぼったく
16.5.22 撮影

【A全体に密に軟毛があり、茎は直立、枝分かれせず高さ40-80cm
16.5.22 撮影

【Aを拡大しました−2.葉は短い軟毛におおわれ、ビロードのような触感がある
16.5.22 撮影

【Aを拡大しました−3. 私が歩き始めた年に先輩が「チョコレート色の金平糖」と…】
16.5.22 撮影

 今日は残念でした。
 使っていたCFカードが故障したため秋吉台に行く前に購入し、カメラで2度初期化をしたのに、
 撮った画像をパソコンに移そうとしたら、「取り込む画像がありません」と。
 カメラに戻してみたところ、カード残数の表示が出ず、「初期化が必要」と。
 で、気持ちを込めて撮った、今日開花のクララ、久しぶりにしっかりと確認したハガワリトボシガラ、
 観察会資料に使うために撮ったウラジロチチコグサなど、すべて駄目になったのです。
 長い年月には、たまにこんな不幸もありますが、いつまでも尾を引く暇がないのが幸せ…。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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