フナバラソウ〈舟腹草〉(ガガイモ科 カモメヅル属) 花期は5〜6月。
裂けた果実の形から、この名がある。
山地の草原に生えるややまれな多年草。
全体に密に軟毛があり、茎は直立、枝分かれせず高さ40〜80cm。
葉は短い柄によって対生し、長さ6〜10cmの楕円形〜卵形で厚ぼったく、
短い軟毛におおわれ、ビロードのような触感がある。
花序はごく短い総花柄があって、やや密に花をつけ、小花柄は5〜10mm、
萼とともに密に毛がある。
花冠は濃褐紫色で直径12〜14mm。副花冠は楕円形で蕊柱とほぼ同高。
袋果は広披針形で長さ7〜8cm、密に毛がある。
【A同じ株は今日】
11.5.25 撮影
【Aを拡大しました】
11.5.25 撮影
【Aを拡大しました】
11.5.25 撮影
【B −@に近づいて】
11.5.19 撮影
「花序はやや密に花をつけ、小花柄は5〜10mm、萼とともに密に毛がある」
【Bを拡大しました】
11.5.19 撮影
今年は山焼きで藪がよく焼かれたため入りやすく、初めて入った石灰岩のそばでフナバラソウはかなり生えていることが分かりましたが、そんな場所でムラサキは全く見つけられませんでした。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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