3月30日 フキ(キク科)
フキ〈蕗〉(キク科 フキ属) 花期は2月〜4月。 山野の湿った林下や道ばたに生える多年草。雌雄別株。食用に各地で栽培される。葉は幅15〜30pのほぼ円形。早春、地下茎の先に独立した花茎を出す。雄株は高さ10〜25pになり、黄白色の頭花を多数つける。雌株の頭花は白っぽく、花のあと高さ50aほどになる。淡緑色の苞に包まれた若い花茎がフキノトウ。 2月25日に雄花で開花確認したフキは、少し遅れて雌花が開花し、今も林内で群生して咲いているのが見られます。 「雌株は、初め頭花を密散房状に頭花をつけるが、のちに伸びて、円錐花序となる。 頭花は、直径7〜10mm、ふちに多数の雌花、内に少数の両性花があるが、花粉はできない」 雌花はもう少し白いのですが、この頭花は黄色がかっています。(1固まりが1個の頭花です) 【雄株】 雄花はこの姿のまま枯れてしまいますが、雌株は数十cmに伸びて、果実を結びます。 【上の画像を拡大しました―雄頭花】 「雄株では花序は密散房状で、頭花は直径7〜10mm、全て両性の筒状花からなり実らない」 雄頭花の中には、こんなに黄色くなく、雌花と間違えそうなほど白っぽいのもあります。 センボンヤリは開きかけのまま、新しく咲いた花もゼロで、日記は、撮っておいたフキの雌雄の頭花を書きました。 ※ 日記にある花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。 |