フランスギク Chrysanthemum leucanthemum (キク科 フランスギク属)
花期は 4〜7月。
ヨーロッパ原産の多年生草本。
ヨーロッパ、アジア、南北アメリカなどの温帯に多く、一部は熱帯に広がる。
茎は直立、基部で分岐して高さ30-80cm、粗い毛がある。
葉は根生葉があり、さじ形で長さ6-9cm、
鋸歯があり、粗い毛が生え、有柄で越冬する。
茎につく葉はへら形で互生、鋸歯があり、基部が少し茎を抱く。
頭状花は白色で直径5cmほど、総苞は皿形で総苞片は3〜4列、
広卵形か長楕円形、縁の膜は広い。
果実は黒色、10条の隆起線があり、冠毛は合着して皿状の突起となる。
種子と地下茎により繁殖する。
ロゼットを形成して越冬し、花期は6月。
かつては庭園に栽培されたが、現在では各地に野生化する。
− 「日本帰化植物写真図鑑」 −
【A同じ場所で5月14日には】
19.5.14 撮影
【Bかつては庭園に栽培されたが、現在では各地に野生化する】
19.5.14 撮影
【C頭状花は白色で直径5cmほど】
19.5.31 撮影
【D総苞は皿形で総苞片は3〜4列】
19.5.31 撮影
【Dを拡大しました − 総苞片は3〜4列、広卵形か長楕円形、縁の膜は広い】
19.5.31 撮影
あちこちで群生しているフランスギク、
ほかのものと見間違うこともないためか、これが初めての日記です。
根生葉や茎葉を撮ること、全く頭になかったと、書き上げてから反省しています。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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