2021年 10月31日  エゾニガクサ −その2



【@今年開花の跡を見て9日目の今日の様子を】
21.10.31 撮影

           エゾニガクサ Teucrium veronicoides Maxim.var.veronicoides
                  〈蝦夷苦草/別名ヒメニガクサ〉(シソ科 ニガクサ属) 花期は7〜9月。
        山地の草原にまれに生える多年草。
        茎は高さ15-30cmで直立し、長さ1-2mmの開出する毛が多い。
        葉は開出毛を密生する長さ1-2cmの葉柄があり、卵形〜広卵形で、
        長さ2.5-4cm、幅1.5-2.5cm、先はややとがり、
        基部は広いくさび形、またはときにやや浅心形となり、
        細かい不斉の鋸歯がある。
        花期は8月。
        花穂は長さ4-11cm、一方向に偏ってまばらに淡紅色の花をつけ、
        花序軸は開出毛を密生する。
        花柄は長さ約1-3mm。
        萼は短毛を密生し、上方にまばらに腺毛が混じり、
        果時には長さ3.5-4mmで下向きになり、萼歯は先が鈍い。
        花冠は長さ8mm内外。
        分果は長球形で長さ約1.2mm。
        北海道・本州(関東地方および長野県以北・山口県)九州(北部)、
        朝鮮半島・中国(東北部・中部)・ウスリー南部に分布する。
        絶滅危惧TB類(EN)。
        − 改訂新版「日本の野生植物 5」 −

        [山口県絶滅危惧TA類]

【@を拡大しました −タネは落ちて無くなっています 】
21.10.31 撮影
                                 
【Aそばで若い個体が固まって生えていました】
21.10.31 撮影

【Aを拡大しました 】
21.10.31 撮影

【Aを拡大しました −これが今後どうなっていくのか見逃さないようにします】
21.10.31 撮影


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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