エゾニガクサ〈蝦夷苦草〉(シソ科 ニガクサ属) 花期は6〜8月。
山地にややまれに生える多年草。
茎は高さ20〜30cmで直立し、長さ1〜2mmの開出する毛が多い。
葉は長さ2.5〜4cmの卵形〜広卵形で、先はややとがり、
基部はやや広いくさび形、ときにやや浅心形となり、1〜2cmの柄がある。
花穂は長さ3〜5cm、ごくまばらに一方向に偏って、淡紅色の花をつける。
萼は長さ3mm内外で、一面に腺毛がある。
花冠は1唇状で長さ8〜10mm、雄しべは4本で、湾曲して花外に突き出す。
[山口県絶滅危惧TA類]
【上の画像を拡大しました】
09.7.13 撮影
「花穂は長さ3〜5cm、ごくまばらに一方向に偏って、淡紅色の花をつける。
花冠は1唇状で長さ8〜10mm、雄しべは4本で、湾曲して花外に突き出す」
【上の株がつぼみの時】
09.7.2 撮影
「葉は長さ2.5〜4cmの卵形〜広卵形で、先はややとがり、
基部はやや広いくさび形」
今日確認した10本のうち、花がついているのは開花した1株だけで、高さは15cmほどと、小さめです。
ほかはどれもまだ高さ5cmに満たないのですが、これから日を追うごとに伸びていって花がついてくれることを願っています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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