2018年 12月1日  エノコログサ



【@まだ青々とした花穂のエノコログサが目に入りました − 畑のそばの荒れ地で】
18.11.26 撮影

          エノコログサ Setaria viridis〈狗尾草/別名ネコジャラシ〉
                              (イネ科 エノコログサ属) 花期は 6〜11月。
         花穂を小犬のしっぽに見立てたもの。
         花穂で猫をじゃらすので、ネコジャラシという楽しい別名もある。
         日当たりの良い道ばたや荒れ地などにごく普通に生える高さ30-80cmの1年草。
         茎は基部で分枝して倒れ、上部は直立する。
         葉は長さ10-20cm、幅0.5-1.8cmの線形。
         葉舌は発達せず、毛の列になっている。
         葉鞘のふちにも毛が1列に並んでいる。
         花序は長さ3-6cm、幅約8mmの円柱形で、直立または先端がやや垂れ、
         緑色の小穂を密につける。
         小穂は長さ2-2.5mmの卵形で、
         基部に0.5-1.2cmの緑色のまっすぐな剛毛が数個つく。
         剛毛には上向きの微針があり、ざらざらする。
         第一苞穎は短く、第二苞穎は小穂とほぼ同長。
         花期:8〜11月 分布:日本全土
          − 増補改訂新版「野に咲く花」 −


         花序の中軸には白色の長毛を密生する。
          − 「日本イネ科植物図譜」 −

【A花序は長さ3-6cm、幅約8mmの円柱形で、直立または先端がやや垂れ
18.11.26 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 緑色の小穂を密につける − やっぱりエノコログサ?】
18.11.26 撮影

【Bですが、刺毛の数が少ないようにも思えるし】
18.12.1 撮影

【Bを拡大しました − 「剛毛には上向きの微針があり、ざらざらする」
18.12.1 撮影

【C枯れた花穂を1つ頂いて詳細を撮りました】
18.12.1 撮影

【Cを拡大しました − 花序の中軸には白色の長毛を密生する(エノコログサ)
18.12.1 撮影

【D「剛毛には上向きの微針があり」カメラで撮れるか、挑戦しました】
18.12.1 撮影

【Dを拡大しました − 撮れました! でも、微針が下向きなら別種が考えられたのですが・・・残念!】
18.12. 1撮影

【E一般的にエノコログサは今、こんな姿です】
18.12. 1撮影

【Eを拡大しました − だから、少し期待して、本気で頑張って刺毛の微針を撮ったのです】
18.12.1 撮影

 顕微鏡の世界かと半ば諦めながらエノコログサの刺毛の周りの微針が上向きか下向きか撮ってみました。
 これだけ撮れれば、来年は、イネ科をもっとやろうかと・・・。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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