2016年 2月4日  エノコログサ ー 昨年9月の画像で



【@日当たりの良い道ばたや荒れ地で、ごく普通に見られます】
15.9.3 撮影

          エノコログサ Setaria viridis〈狗尾草/別名ネコジャラシ〉
                              (イネ科 エノコログサ属) 花期は 6〜11月。
         花穂を小犬のしっぽに見立てたもの。
         花穂で猫をじゃらすので、ネコジャラシという楽しい別名もある。
         日当たりの良い道ばたや荒れ地などにごく普通に生える高さ30-80cmの1年草。
         茎は基部で分枝して倒れ、上部は直立する。
         葉は長さ10-20cm、幅0.5-1.8cmの線形。
         葉舌は発達せず、毛の列になっている。
         花序は長さ3-6cm、幅約8mmの円柱形で、直立または先端がやや垂れ、
         緑色の小穂を密につける。
         小穂は長さ2-2.5mmの卵形で、この仲間の中では最も小さく、
         基部に0.5-1.2cmの緑色のまっすぐな剛毛が数個つく。
         剛毛には上向きの微針があり、ざらざらする。
         第一苞穎は短く、第二苞穎は小穂とほぼ同長。

【@を拡大しました − 花序は長さ3-6cm、幅約8mmの円柱形
15.9.3 撮影
                                 
【A茎は基部で分枝して倒れ、上部は直立する
15.9.3 撮影
【B花序は直立または先端がやや垂れ、緑色の小穂を密につける
15.9.3 撮影

「小穂は長さ2-2.5mmの卵形で、この仲間の中では最も小さい」

【Bを拡大しました − 小穂の基部に0.5-1.2cmの緑色のまっすぐな剛毛が数個つく
15.9.3 撮影

昨年、イネ科を撮るよう心がけた結果、エノコログサを初めて日記に書くことができました。

* * * * * おまけ* * * * *

【Cアワコガネギクの様子を見に来たら − 茎は完全に枯れていましたが】
16.2.4 撮影

【Cを拡大しました − 若芽が大きくなって、はっきりキクと分かる葉に育っていました】
16.2.4 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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