エナシヒゴクサ Carex aphanolepis(カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は 4〜6月。
ヒゴクサによく似ているが、側生する小穂に柄がなく、長さ7-12mmで直立する。
果胞は開出して、著しくふくらみ、楕円形でやや厚く、多少海面質で、
生時には光沢があり、上端は急に短い嘴となる。
4〜5月に熟す。
北海道〜九州、朝鮮半島に分布し、ヒゴクサと同じようなところに生育する。
和名は、その小穂に柄のないため。
− 改訂新版「日本の野生植物 1」 −
【A ヒゴクサによく似ているが、側生する小穂に柄がなく、長さ7-12mmで直立する】
21.5.27 撮影
【Aを拡大しました − 生時には光沢があり、上端は急に短い嘴となる】
21.5.27 撮影
【B長登銅山跡の園地で】
21.5.31 撮影
【Bを拡大しました −側生する小穂に柄がなく、長さ7-12mmで直立する 】
21.5. 31 撮影
【C果胞は開出して、著しくふくらみ】
21.5.31 撮影
【Cを拡大しました −楕円形でやや厚く、生時には光沢があり、上端は急に短い嘴となる 】
21.5.31 撮影
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エナシヒゴクサに付いた花番号は、『1593』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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