エビスグサ Senna obtusifolia〈胡草、恵比須草〉(マメ科 センナ属)
花期は ~10月。
港や市街地の空き地、畑地、草地などに生える1年草。悪臭がある。
熱帯アメリカ原産で、享保年間に中国から薬用として渡来した。
茎は高さ50-100cm、細かい軟毛があり、後に無毛となる。
葉は偶数羽状複葉、葉柄があり、
基部に最も近い1対の小葉の間の葉軸上に1個の蜜腺がある。
小葉は普通3対あり、倒卵形~倒卵状長楕円形、長さ2-6cm、幅1-2.5cm、
下面には軟毛がある。
花は葉腋に1~2個つき、黃色で直径1.5-2.5cm。
雄しべは7本。
豆果は細長く、角ばった円柱形で長さ10-15cm、幅3-7mm、20~30個の種子を入れる。
種子ははぶ茶の原料とされる。
【②】
15.10.25 撮影
【③葉は偶数羽状複葉、葉柄があり】
15.10.25 撮影
【④小葉は普通3対あり、倒卵形~倒卵状長楕円形】
15.10.25 撮影
【④を拡大しました - 花は葉腋に1~2個つき、黃色で直径1.5-2.5cm】
15.10.25 撮影
「葉柄の基部に最も近い1対の小葉の間の葉軸上に1個の蜜腺がある」
【⑤蜜腺を - 存在を知らないまま撮りましたが、偶然写っていました】
15.10.25 撮影
この草地には毎年ラッキョウの花がたくさん咲き、下の道沿いにはノササゲやイヌトウバナが咲くので、今年もよく通ったものですが、まさか…。
エビスグサに花番号『1423』がつきました。おかげさまで。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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