ダンドボロギク〈段戸襤褸菊〉(キク科 タケダグサ属) 花期は9〜10月。
愛知県の段戸山で発見されたことによる。
北アメリカ原産の1年草。
茎は柔らかく、高さ0.5-1.5mになる。
葉は長さ5-40cmの線形または線状披針形で、ふちに不揃いの鋸歯があり、
ときに羽状に裂ける。上部の葉は茎を抱く。
茎の上部に円錐花序を出し、小さな頭花を多数上向きにつける。
頭花は全て細い筒状花からなり、花冠の先は淡黄色〜緑黄色、下部は白色。
総苞は長さ1-1.5cmで、総苞内片は1列にきれいに並ぶ。
外片はごく小さい。
【@を拡大しました − 茎の上部に円錐花序を出し、小さな頭花を多数上向きにつける】
13.9.2 撮影
【A】
13.9.2 撮影
【B総苞は長さ1-1.5cmで、総苞内片は1列にきれいに並ぶ】
13.8.31 撮影
【C 頭花は全て細い筒状花からなり、花冠の先は淡黄色〜緑黄色、下部は白色】
13.9.2 撮影
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【Dヒメヨモギ − 今年は特に勢いが凄まじい − 草原の遊歩道わきで】
13.9.2 撮影
ヒメヨモギ〈姫蓬〉(キク科 ヨモギ属) 花期は8〜9月。
やや乾いた草原に生える高さ1-1.2mの多年草。
長い地下茎を出す。
茎はしばしば紫色を帯び、よく分枝する。
根出葉や下部の葉は花時に枯れ、茎の中部の葉は長さ3-7cm、
羽状に深裂し裂片は幅3mm以下、裏面に白綿毛がある。
大きな円錐花序にきわめて多数の小さい頭花をつける。
頭花は柄がなく、筒鐘形で、長さ2mm、幅1mm、密に綿毛がある。
【E大きな円錐花序にきわめて多数の小さい頭花をつける】
13.9.2 撮影
【F】
13.9.2 撮影
【Fを拡大しました】
13.9.2 撮影
【Fを拡大しました − 頭花は柄がなく、筒鐘形で、長さ2mm、幅1mm、密に綿毛がある】
13.9.2 撮影
【Fを拡大しました − 頭花は筒鐘形で、長さ2mm、幅1mm】
13.9.2 撮影
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今日3日、「このくらいの降り方だったら大丈夫」と、駐車場から遠い所に生える草原の草の様子を見に行ったのですが、もう少しで目的地という時、猛烈な雨になりました。
長靴・雨傘にザックカバーをつけていましたが、長靴の中に雨が入り、歩くたびにチャポチャポ。
その上、目的の花の開花はまだまだだし・・・。
車に戻って上から足の先まで着替えました。
このまま帰る気はなく、開花確認を2時間半やって、6種の開花を確認しましたが、日記に使える画像は撮れませんでした。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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