4月27日 チョウジソウ


【@山口県で唯一の自生地。環境が激変されて、記録で最も早い開花となりました】
12.4.27 撮影

      チョウジソウ〈丁字草〉(キョウチクトウ科 チョウジソウ属) 花期は5〜6月。
     
花の形がフトモモ科のチョウジの花に似ていることによる。
     川のそばなどのやや湿った草地に生える高さ40〜80cmの多年草。
     葉はふつう互生し、披針形で先は鋭くとがる。
     茎の先に淡青紫色の花を集散状につける。
     花冠は直径約1.3cmの高杯形で、上部は5裂して平開する。


                【A葉はふつう互生し、披針形で先は鋭くとがる
                         12.4.27 撮影
                             【B】
                         12.4.27 撮影
     【Bを拡大しました − 花冠は直径約1.3cmの高杯形で、上部は5裂して平開する
                         12.4.27 撮影                        
                    
       この場所の排水をよくするためでしょうか、トラックが走れる広い道路が作られ、
       多くのチョウジソウが掘り返されたまま、放置されました。

 今日、私たちのエコツアーのネーミングのことで、「絶滅危惧種TAが盗掘される恐れがある」との指摘をされたと聞きましたが、意見は、所属機関の責任者として名を明かし、直接本人に言ってほしかったです。
 エコツアーの計画は、3人で協議の上、随分時間をかけて作成し、私一人が軽く考えて作ったものではないのに、一個人の陰の声の言うとおりにしなければならないのかと、考えてしまいました。
 一方で、生育環境の変化で絶滅の恐れがあるという環境破壊は放置。それよりも、現状を把握して居られるのか、チョウジソウを撮りながら涙しました。
  
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。