2015年 6月10日  チシャノキ



【@草原や麓の林縁など、あちこちで目にします − 台上、林縁の大木を】
15.6.10 撮影

          チシャノキ Ehratia ovalifolia〈萵苣の木/別名カキノキダマシ〉
                                (ムラサキ科 チシャノキ属) 花期は6〜7月。
        若葉は食用になり、味が野菜のチシャに似ているのでこの名がある。
        暖地の山地に生える高さ10-15mになる落葉高木。
        葉は互生し、長さ5-12cmの倒卵形〜倒卵状楕円形で、
        先端は鋭く急にとがり、ふちには浅い鋸歯がある。
        表面は毛があってざらつき、裏面は無毛。
        枝先に円錐花序を出し、小さな白い花をびっしりとつける。
        花冠は直径約5mmで深く5裂し、裂片は平開する。
        雄しべは5個、雌しべは1個で、花冠から突き出る。
        果実は直径4-5mmの球形で黄褐色に熟す。

【@を拡大しました − 今日開花確認しましたが、咲き進むのが速く、一気に満開になります】
15.6.10 撮影
                                 
【A枝先に円錐花序を出し、小さな白い花をびっしりとつける
15.6.10 撮影

【B葉は互生し、倒卵形〜倒卵状楕円形で、ふちには浅い鋸歯がある
15.6.10 撮影

【Bを拡大しました − 花冠は直径約5mmで深く5裂し、裂片は平開する
15.6.10 撮影

【C雄しべは5個、雌しべは1個で、花冠から突き出る
15.6.10 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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