4月29日 チゴユリ 


【初夏の花が遅れている中、チゴユリはほぼ例年どおり開花しました】
   10.4.29 撮影   
         チゴユリ〈稚児百合〉(ユリ科 チゴユリ属) 花期は4〜5月。
       可憐な小型の花を稚児に見立てた。
       山野の林内に生える高さ20〜35cmの多年草。
       茎はときに分枝する。葉は長楕円形で長さ4〜7cm、先はとがる。
       茎頂に1〜2個に白花をつける。
       花被片は被針形で長さ約1.5cm、6個が広鐘形に開く。

   
          【チゴユリは、毎年必ず書きたい花のひとつです】        
 10.4.29 撮影
葉は長楕円形で長さ4〜7cm、先はとがる

上の画像を拡大しました  
10.4.29 撮影
「花被片6はほぼ同形、白色で長さ15〜20mm。
雄しべは6個あり、葯は花糸の半長」


 チゴユリは、花期が短い上に個体間のずれも小さいので、咲いたと思ったらすぐに終わってしまう感じがします。
 私が初めてチゴユリの群生地を見つけたのは4年前の5月14日ですが、100株以上あったのに、花被片がついた個体は1つもなかった、あの時の残念だった思いを忘れることができません。