チャガヤツリ〈茶蚊帳吊〉(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は7〜9月。
小穂が茶褐色を帯びることによる。
田畑や道ばたなどに生える高さ10〜60cmの多年草。
カヤツリグサやコゴメガヤツリほど多くない。
全体にカヤツリグサによく似ているが、花序の枝は分枝せず、小穂が1つにまとまってつく。
【茎頂に3〜4個の長い苞葉をつけ】
09.8.25 撮影
「ここから出た枝の先に10〜30個の小穂がつく」
09.8.25 撮影
「花枝の先がもう一度枝を分けることがないので、花序の形が簡単である」
【上の、左上に伸びた花枝を】
09.8.25 撮影
「小穂は長さ7〜12mm、10〜20個の小花からなる」
【上の画像を拡大しました ― 1つの小穂を】
09.8. 撮影
「鱗片は褐色、カヤツリグサに比べもっと先がとがり、
先端がやや外側に反り返っている」
* * * * * おまけの花 * * * * *
【カヤツリグサ】
09.8.25 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.8.25 撮影
チャガヤツリは、「カヤツリグサやコゴメガヤツリほど多くない」と、図鑑にありますが、私が過去に撮ったカヤツリグサを調べると、中にチャガヤツリがありました。
カヤツリグサやコゴメガヤツリと混生していると見過ごし、チャガヤツリは実際にはもう少し多いのではないかと思います。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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