8月26日 チャガヤツリ 


【駐車場の植え込みのそばで】
   09.8.18 撮影
1本だけだったなら、カヤツリグサと違うことに気づかず見過ごしたと思います。
   
   チャガヤツリ〈茶蚊帳吊〉(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は7〜9月。
  小穂が茶褐色を帯びることによる。
  田畑や道ばたなどに生える高さ10〜60cmの多年草。
  カヤツリグサやコゴメガヤツリほど多くない。
  全体にカヤツリグサによく似ているが、花序の枝は分枝せず、小穂が1つにまとまってつく。
 
                                         
茎頂に3〜4個の長い苞葉をつけ
 09.8.25 撮影
「ここから出た枝の先に10〜30個の小穂がつく」
  
09.8.25 撮影
花枝の先がもう一度枝を分けることがないので、花序の形が簡単である

【上の、左上に伸びた花枝を】
09.8.25 撮影
「小穂は長さ7〜12mm、10〜20個の小花からなる


【上の画像を拡大しました ― 1つの小穂を】
09.8. 撮影
「鱗片は褐色、カヤツリグサに比べもっと先がとがり、
先端がやや外側に反り返っている」

* * * * * おまけの花 * * * * *

【カヤツリグサ】
09.8.25 撮影

【上の画像を拡大しました】
09.8.25 撮影

 チャガヤツリは、「カヤツリグサやコゴメガヤツリほど多くない」と、図鑑にありますが、私が過去に撮ったカヤツリグサを調べると、中にチャガヤツリがありました。
 カヤツリグサやコゴメガヤツリと混生していると見過ごし、チャガヤツリは実際にはもう少し多いのではないかと思います。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。