ボタンヅルClematis apiifolia〈牡丹蔓〉(キンポウゲ科 センニンソウ属)
花期は7〜9月。
葉がボタンの葉に似ていることによるという。
日当たりのよい山野に生えるつる性の半低木。
葉は1回3出複葉。
小葉は長さ3.5-7cmの広卵形で、先は鋭くとがり、ふちには不ぞろいの鋸歯がある。
花は直径2cmほどで、葉腋に多数つく。
花弁状の萼片は4個あり、十字形に開き、反り返る場合もある。
萼片の外側には白い毛がある。
痩果は長さ約4mmの卵形で開出毛がある。
痩果の先には花のあと1-1.2cmほどに伸びて羽毛状になった花柱が残る。
【@を拡大しました】
15.7.27 撮影
【A葉は1回3出複葉】
15.7.27 撮影
【B小葉は広卵形で、先は鋭くとがり、ふちには不ぞろいの鋸歯がある】
15.7.27 撮影
【C花弁状の萼片は4個あり、十字形に開く】
15.7.27 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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