12月1日  ビワ(バラ科)

   (石灰岩地に自生のビワ)     05.11.26 撮影
   
 ビワ〈枇杷〉(バラ科) 花期は10〜1月。
 中国から渡来したといわれているが、大分県本匠村、山口県秋芳町、福井県大飯町などで野生が確認されている。石灰岩地に自生し、暖地で果樹として栽培されている高さ10mになる常緑高木。葉は枝先に集まって互生し、倒披針形〜狭倒卵形で厚く、斜めにきれいに並んだ側脈が目立つ。裏面は褐色の綿毛におおわれている。枝先に白い花が多数集まってつく。花は直径1pほど。

  
 石灰岩地で自生しているビワに、今年も花がたくさんついています。
 昨年もたくさん咲いて果実も充実し、今年初めて試食してみましたが、果肉は少ないものの、甘くてなかなか美味でした。                    

                    【上の画像を拡大しました】                    
                        05.11.26 撮影
                                 
           高いところに咲いているので、これ以上大きくなりませんが。

                 【カルストロード沿いにも咲いています】          
05.12.1 撮影

カルストロード沿いに生えているこの株を今年初めて見たのですが、
1つの花序の花数が、上の自生のものより多いので、
改良されたものが以前に植えられたものかもしれません。
果実を見るのが楽しみです。

【上の画像を拡大しました】
05.12.1 撮影
                 
12月1日(木) 曇り一時雨。
入院中の母に、
12月になったこと、山陽自動車道が通れるようになったので姉がまた来ること、兄も中旬に
帰ってくることなどを話し、
「この間植えたチューリップの球根はね、先ず下にどんどん根が伸びていって、1月になったら緑色の葉っぱの先がツンツンと出てくるんよ。寒い冬を過ごさないと、チューリップはあんなに大きく伸びないの。100個以上植えたから、春になったら花を見に帰ろうね」と言ったら、
母は、顔をくしゃくしゃにした笑顔で「何でも要るんじゃね」と、こたえてくれました。