11月7日 ビワ 


【「林内にやや稀」の野生のビワです】
   10.10.31 撮影
   
   ビワ Eriobotrya japonica 〈枇杷〉(バラ科 ビワ属) 花期は10〜1月。
 中国から渡来したといわれているが、大分県本匠村、山口県秋芳町、福井県大飯町などで
 野生が確認されている。
 石灰岩地に自生し、暖地で果樹として栽培されている高さ10mになる常緑高木。
 葉は枝先に集まって互生。葉身は長さ15〜20cmの広倒披針形〜狭倒卵形で厚く、斜めに
 きれいに並んだ側脈が目立つ。裏面は褐色の綿毛におおわれている。
 長さ10〜20cmの円錐花序に芳香のある小さな花が多数集まってつく。
 花は直径約1cm、花弁は白色で5個ある。
 花弁の内側の下部・萼・花序には褐色の綿毛が密生する。
 果実はナシ状果。直径3〜4cmの広楕円形で、5〜6月に黄橙色に熟す。

   
                         
 10.10.31 撮影
葉は枝先に集まって互生。葉身は長さ15〜20cmの広倒披針形〜狭倒卵形で厚く、
斜めにきれいに並んだ側脈が目立つ


【花序を】  
10.11.6 撮影
長さ10〜20cmの円錐花序に芳香のある小さな花が多数集まってつく

上の画像を拡大しました
10.11.6 撮影
花は直径約1cm、花弁は白色で5個ある。
 花弁の内側の下部・萼・花序には褐色の綿毛が密生する


果実は小さく果肉は薄く、見た感じ味見したいとは思いませんが、
味は濃く、なかなか美味でしたよ。
 
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。