12月11日 ビワ 


【秋吉台に自生のビワは「林内にやや稀」です】
   09.12.11 撮影
(この株は人里近くで野生化しているもの。自生のビワはこちら
   
  ビワ〈枇杷〉(バラ科 ビワ属) 花期は10〜1月。
 中国から渡来したといわれているが、大分県本匠村、山口県秋芳町、福井県大飯町などで
 野生が確認されている。
 石灰岩地に自生し、暖地で果樹として栽培されている高さ10mになる常緑高木。
 葉は枝先に集まって互生。葉身は長さ15〜20cmの広倒披針形〜狭倒卵形で厚く、斜めに
 きれいに並んだ側脈が目立つ。裏面は褐色の綿毛におおわれている。
 長さ10〜20cmの円錐花序に芳香のある小さな花が多数集まってつく。
 花は直径約1cm、花弁は白色で5個ある。
 花弁の内側の下部・萼・花序には褐色の綿毛が密生する。
 果実はナシ状果。直径3〜4cmの広楕円形で、5〜6月に黄橙色に熟す。

   
             【近くを歩いていて、強い甘い香りで気づきました】      
 09.12.11 撮影
「長さ10〜20cmの円錐花序に芳香のある小さな花が多数集まってつく」

  
上の画像を拡大しました  
09.12.11 撮影
花弁は白色で5個ある
花弁の内側の下部・萼・花序には褐色の綿毛が密生する


 昨日からの雨が上がりきらず、日が差したと思ったらまた雨。三脚無しの傘差し撮影でした。
 車で移動している時に、地面近くで弧が大きいもの、高い所でくっきり見えるものなど、様々の虹がたくさん見えました。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。