2月18日 ビロードシダ


【@洞穴前のエノキの樹幹に着生していました】
   11.2.18 撮影
これまでは、石灰岩壁に着生しているのを見ていました。
   
 ビロードシダ(ウラボシ科 ヒトツバ属) 常緑性。
葉は根茎に関節してまばらにつき、やや肉質であまり堅くなく、葉柄は発達しない。
葉身は線形、先端は円頭、基部に向けて狭くなり、長さ2〜15cm、幅はせいぜい5mmまで。
葉には黄褐色〜灰褐色の星状毛が密につく。
葉脈は表面からは見えず、中肋の両側に1〜3列の編み目をつくり、遊離小脈がある。
胞子嚢群は中肋の両側に1列か、ときに2列に並び、円形で、互いに相接してつながることはごく稀。
北海道から九州まで広く分布し、低山地の木陰の岩上や樹幹に着生する。

                       【@を拡大しました】
                         11.2.18 撮影
                        【@を拡大しました】
                           11.2.18 撮影
                             【A】
                            11.2.18 撮影
                         【B葉の裏面】
                            11.2.18 撮影
             「胞子嚢群は中肋の両側に1列か、ときに2列に並び、円形で、
                          互いに相接してつながることはごく稀」

                          【葉の裏面の下方】
                         11.2.18 撮影
                          
                           
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2月19日(土)〜3月21日(火)
 長登銅山文化交流館で、春から初夏にかけて咲く花、約180点の写真が展示されます。
 (今日午前中、職員さん3名と、友人2人の
6名で展示をしました。)

3月 3日(木) 午後2時〜3時は、 『私と秋吉台』
3月12日(土) 午後2時〜3時は、 『花との出会い』 の題目でお話しすることになっています。

 お暇がありましたら、あまり期待されないでお越し下さるよう、ご案内いたします。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。