ビロードイチゴ Rubus corchorifolius〈天鵞絨苺〉(バラ科 キイチゴ属) 花期は3〜4月。 葉の毛の感触をビロードに例えた名。 山地の林縁などに生える高さ1-2mになる落葉低木。 葉の両面や葉柄には毛があり、裏面の主脈や葉柄には鈎状の刺がある。 葉は互生。葉身は長さ4-10cmの長卵形で、ときに浅く3裂する。 縁には鈍い鋸歯がある。両面とも有毛。
前年枝から伸びた短い枝に白い花が下向きにつく。
花は直径1.5-2cm。
萼や花柄にはビロード状の毛が密生する。
花弁は白色、卵形で、長さ約7mm。
雄しべは多数で無毛、直立し、先は重なり、花糸は糸状、葯は楕円状球形。 果実は集合果。直径約1cmの球形。5〜6月に黄赤色に熟す。
【Aナガバモミジイチゴより開花が少し早いです】
18.3.9 撮影
【Aを拡大しました 】
18.3.9 撮影
【B花盛りの時を − 前年枝から伸びた短い枝に白い花が下向きにつく】
13.3.14 撮影
【Bを拡大しました − 花弁は白色、卵形で、長さ約7mm】
13.3.14 撮影
【Bを拡大しました − 雄しべは多数で無毛、直立し、先は重なり、花糸は糸状】
13.3.14 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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