ビッチュウアザミ〈備中薊〉(キク科 アザミ属) 花期は 8〜11月。
山林のふちや川岸に生える多年草。茎は高さ1〜2m。 茎葉は鋸歯縁または羽状中裂し、しばしば鎌形となり、基部は狭くなるが茎を抱く。 頭花は多数、細い枝の先につく。
総苞は幅6〜8mmで、片は著しく粘り、外片は短く、覆瓦状に内片に重なる。
花冠は長さ17〜18mm。
分布:兵庫県西部〜中国山地の暖帯。
【総苞の特徴でビッチュウアザミを探しました】
10.11.6 撮影
【上の画像を拡大しました】
10.11.6 撮影
「総苞は幅6〜8mmで、片は著しく粘り、外片は短く、覆瓦状に内片に重なる」
総苞外片が覆瓦状に内片に重なってはいませんが、
片が粘る点、外片が短い点で、ビッチュウアザミに近い交雑種と思います。
ビッチュウアザミが普通に見られる岡山県在住のKさんが、
「雑種と思われるアザミの処置には困ります。
秋吉台のアザミは、ビッチュウよりもヨシノの方が近いように思われます。
私は、葉よりも花の方を優先したいと思いますが、如何でしょうか?」
とメールを下さいましたので、きょうは花を見て回りました。
是非とも、交雑種ではないビッチュウアザミを見つけようと思います。
* * * * * * * おまけの花 * * * * * * *
【キチジョウソウの開花を確認しました】
10.11.6 撮影
【アキノタネツケバナの開花を確認しました】
10.11.6 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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