5月15日 ベニバナヤマシャクヤク


【この場所で、今年も一つだけ咲きました】
   11.5.14 撮影
   
       ベニバナヤマシャクヤク〈紅花山芍薬〉(ボタン科 ボタン属) 花期は5月。
     ヤマシャクヤクによく似ているが花弁は淡紅色。
     落葉樹林内などに生える高さ30〜50cmの多年草。
     葉は2〜3個互生し、2回3出複葉。葉の下面にはまばらに軟毛が生える。
     茎頂に直径4〜5cmの淡紅色の花を1個つける。雌しべの柱頭は長くて巻く。
     [山口県絶滅危惧TA類]

                       【上とは反対方向から】
                           11.5.14 撮影
                       【上の画像を拡大しました】
                        11.5.14 撮影
              一つの花の花期は短く、咲いて4日目には散ります。

               【昨年も十分きれいと思いましたが、今年は更に】
                           11.5.14 撮影
         カメラの性能の違いが大きいのは確かです。
         一つの花を撮るのにこれほど毎回、心の有り様を自覚するのは、きっと、
         花の時期と誕生日が重なるからでしょう。 また一つ、年を重ねました。

                     【雌しべの柱頭は長くて巻く
                         10.6.6 撮影
                       
    「葉の下面にはまばらに軟毛が生え、毛のないヤマシャクヤクからの見分けに役立つが、
    葉の裏の毛の有無は絶対ではなく、まれにどちらも無毛品や有毛品ができる」
                                  (検索入門「野草図鑑」E)

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。