ベニバナツメクサ〈紅花詰草〉(マメ科 シャジクソウ属) 花期は4〜7月。
ヨーロッパから西アジアにかけての原産で、
世界の温帯で牧草または花きとして栽培され、各地で野生化している一年生草本。
全体に白い」軟毛を布き、茎は下部でよく分枝して斜上し、長さ80cmほどになる。
葉は、下部のものには長い柄があって互生し、
基部には筒状の托葉がある。
小葉は3枚で、心臓形で先端が凹み、上部に鋸歯がある。
春から夏にかけて茎の先端に直径2cmほどの円柱形の花穂を出し、
濃赤色の小型の蝶形花を密につける。
明治の初期にクリムソンクローバの名で牧草として導入されたが、
あまり普及しなかった。
近年、花卉としても栽培され、ここからも逸出して、市街地などで見られる。
− 日本帰化植物写真図鑑 −
【A直径2cmほどの円柱形の花穂を出し、濃赤色の小型の蝶形花を密につける】
19.4.28 撮影
【B葉の基部には筒状の托葉がある】
19.4.28 撮影
「小葉は3枚で、心臓形で先端が凹み、上部に鋸歯がある」
ベニバナツメクサを前回書いたのは2006年でした。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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