2020年 3月24日  バイモ



園地の林縁、レンギョウの植え込みの上側で昨年から見ていました。
今日、地元のナシ園の花好きの方が、「以前あったバイモが最近見えなくなった」と。
『昨年見つけたんですが、植えられたものだっと思って、写真さえ撮っていません』(私)。
「あんなところに誰が植えます? あそこは太田に抜ける道だったのですよ」
『やった!1種増えます。撮りに行ってきます』。

ということで、『見つけた花』が1種増えました。


【@正面から撮れない場所で、2株咲いていました】
20.3.24 撮影

            バイモ Fritillaria verticillata var.thunbergii〈貝母〉(ユリ科 バイモ属)
                                             花期は 3月〜。
          中国原産の多年草。
          日本には薬用植物として入り、鱗茎を鎮咳、止血、解熱などの薬用に利用する。
          貝母はこの仲間の鱗茎の中国名。
          花を編笠にたとえてアミガサユリ〈編笠百合〉の名もある。
          高さは30-80cmになる。
          葉は2〜3個ずつ輪生し、長さ7-15cmの広い線形。
          上部の葉は先がまるまっている。
          花期は4〜5月。
          花は長さ2-3cmの鐘形で、外側には緑色の斑紋があり、
          内側には紫色の網目模様がある。
           − 山渓ポケット図鑑「春の花」 −

【A 茎の下方を 】
20.3.24 撮影
                                 
【B 茎の中ほどの葉を − 葉は2〜3個ずつ輪生し、長さ7-15cmの広い線形
20.3.24 撮影

【C高さは70cmほどです − 下に下りて、植え込みを挟んで見上げて撮りました】
20.3.24 撮影

【D】
20.3.24 撮影

【E上部の葉は細くなり、先が円くなっています】
20.3.24 撮影

【F花は長さ2-3cmの鐘形で、外側には緑色の斑紋があり
20.3.24 撮影

【G内側には紫色の網目模様がある
20.3.24 撮影

バイモについた花番号は、『1567』。


* * * * * きょう開花していた他の5種を * * * * *

Hヤマツツジ Rhododendron kaempferi〈山躑躅〉(ツツジ科 ツツジ属)
20.3.24 撮影

【Iヤマナシ Pyrus pyrifolia〈山梨〉(バラ科 ナシ属)】
20.3.24 撮影

【J ミツバツチグリ Potentilla freyniana〈三葉土栗〉(バラ科 キジムシロ属)】
20.3.24 撮影

【K シュンラン Cymbidium goeringii〈春蘭〉(ラン科 シュンラン属)】
20.3.24 撮影

【L タチカタバミ Oxalis corniculata L.rorm.erecta Makino〈立傍食〉(カタバミ科 カタバミ属)】
20.3.24 撮影

 
※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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