アゼトウガラシ L.micrantha〈畦唐辛子〉(アゼトウガラシ科 アゼトウガラシ属) 花期は8〜10月。 田のあぜなどに多く、果実がトウガラシに似ていることによる。 やや湿ったところに多い高さ10-20cmの1年草。 葉は対生し、長さ1-3cmの被針形で、先はとがる。
花は淡紅紫色で、上部の葉腋に1個ずつつく。
花冠は唇形で長さ0.6-1cm、下唇の黄色の斑紋が目立つ。
雄しべ4個のうち上唇の側の2個は短くて葯の先がとがり、
下唇の側につく2個は長くて、基部に棒状の突起がある。 萼は5裂する。 刮ハは長さ約1cmの線状被針形。
【@を拡大しました − 花は淡紅紫色で、花冠は唇形で長さ0.6-1cm】
16.9.22 撮影
【A昨日、2013年までサワトウガラシを見つけてきた、稲刈り後の田で】
16.10.2 撮影
【Bこれはサワトウガラシの蕾ではないかと、イネ藁で囲み目印にしました】
16.10.2 撮影
【C今日、藁で囲った中に咲いていたのは…アゼトウガラシでした】
16.10.3 撮影
【Cを拡大しました − 花冠は唇形で、下唇の黄色の斑紋が目立つ】
16.10.3 撮影
【D雄しべ4個のうち下唇の側につく2個は長くて、基部に棒状の突起がある】
16.10.3 撮影
【Eもう一つの囲いの中でも、咲いたのはこの花】
16.10.3 撮影
【F3年前にここで咲いていたサワトウガラシの花 − まだまだ探し続けます!】
13.10.6 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【G今日、イヌセンブリが2株開花しました】
16.10.3 撮影
【H昨日2日、友人が未開花を確認していました】
16.10.3 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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