10月2日  アゼトウガラシ



【@】
13.9.15 撮影

        アゼトウガラシ L.micrantha〈畦唐辛子〉(アゼトウガラシ科 アゼトウガラシ属) 
                                              花期は8〜10月。
       田のあぜなどに多く、果実がトウガラシに似ていることによる。
       やや湿ったところに多い高さ10-20cmの1年草。
       葉は対生し、長さ1-3cmの被針形で、先はとがる。
       花は淡紅紫色で、上部の葉腋に1個ずつつく。
       花冠は唇形で長さ0.6-1cm、下唇の黄色の斑紋が目立つ。
       雄しべ4個のうち上唇の側の2個は短くて葯の先がとがり、
       下唇の側につく2個は長くて、基部に棒状の突起がある。
       萼は5裂する。
       刮ハは長さ約1cmの線状被針形。

                         

【A】
13.9.16 撮影

【Aを拡大しました】
13.9.16 撮影

【B花冠は唇形で長さ0.6-1cm、下唇の黄色の斑紋が目立つ
13.9.16 撮影

【C雄しべ4個のうち下唇の側につく2個は長くて、基部に棒状の突起がある】
13.9.16 撮影


画像を毎日たくさん撮っているというのに、なぜ、古い画像での日記かと言いますと、
スズメノトウガラシを書こうと「高等植物分類表」(北驫ル)を見ると、『アゼナ科 アゼナ属』。
門田先生監修の図鑑に(スズメノトウガラシは載っていませんが)、
アゼトウガラシが『アゼトウガラシ科 アゼトウガラシ属』。
で、先ず、科名・属名を門田先生の分類体系に従ったアゼトウガラシを書くことにしたわけです。

それと、変更はないだろうと思っていた学名まで違っていることが分かりましたが、
旧分類を頭から消して、悩まずに前に進もうと、楽しむことにしました。



※ 10月からDNA分類体系準拠の新科名を書いています
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。


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