10月19日  『日本のアザミの秘密』 − その2



【ホテル8階の自室からガラス越しに撮りました − 19日朝】

早寝早起きの私、朝4時から朝食の約束時間まで、アザミ展の小冊子を熟読しました。

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【門田先生の30年間にわたったアザミの調査研究に協力した地域の人たちを紹介したコーナー】

【右上の画像は昨年10月10日、秋吉台(アキヨシアザミ)】

【右中の画像は、昨年10月11日、美祢市(チョウシュウアザミ) 手ぶれで済みません】

【会場入り口で放映されていたスライドショウの1枚です】


19日午後1時半〜4時、門田先生はじめ4名の講師の方の講演を聴き、日付が変わる少し前に帰宅、
2日間にわたったアザミの勉強を無事終了しました。

 講演会で門田先生は、
 「アザミは刺があって株が大きく、標本にしにくいため学者から敬遠されてきたが、
30年前、「誰もやらないのなら国立科学博物館がやるべきだ」と、全国のアザミの調査・研究を続けてきました。
この企画展は、現時点でのアザミの研究の集大成と呼ぶべきものです。
 しかし、アザミの調査は未だ終わっていませんので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

一番印象に残った話ですが…
門田先生が研究の途中で気づかれたのが、分類で困った種を放り込んだ「ごみ箱」の存在とのこと。
(山口県のごみ箱は「ヨシノアザミ」でしょうか?)
私は今、植物の新しい分類体系の勉強へ足の先を突っ込んだばかりですが、
従来のゴマノハグサ科・ユリ科・ユキノシタ科は、
門田先生が言われた「ごみ箱」的な存在だったのかな、と・・・。 


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