アワボスゲ Carex nipposinica〈粟穂菅〉(カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は5〜6月。 果胞が粟粒に似ているため。 山地から平地の湿り気のあるところに生える多年草。
ヤワラスゲに似ているが、高さ30-70cmとやや高く、ときに果時には倒れる。
果胞は広卵形で長さ約3mmと小型で、上端は急に短いくちばしとなる。
柱頭は3個。
[山口県絶滅危惧TA類]
【@を拡大しました − 草原で3ヶ所見ているので、4ヶ所目です】
16.5.5 撮影
【Aこの個体の高さは40cmほど】
16.5.5 撮影
【Aを拡大しました − 果胞は長さ約3mmと小型で、上端は急に短いくちばしとなる】
16.5.5 撮影
【B】
16.5.5 撮影
【Bを拡大しました − ヤワラスゲと外観はそっくりであるが】
16.5.5 撮影
【Bを拡大しました − 果胞のくちばしが、下のふくれた所より短く、合わせて長さ3mm】
16.5.5 撮影
「合わせて長さ約3mmなので区別できる」
ということなので、ヤワラスゲの日記にどんな画像を使っているか見ようとしたところ、
何と、日記に一度も書いていないのです。 大変!
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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