2022年 1月11日  アセビ



【@昨年11月24日にこの個体で開花確認しましたが、その後の開花はゆっくりです】
22.1.11 撮影

      アセビ Pieris japonica〈馬酔木/別名アセボ〉(ツツジ科 アセビ属) 花期は1〜4月。   
     高さ1.5-4mの常緑低木。
     若枝には短毛が密生するが、のちに無毛となる。
     葉柄は長さ3-6mmで無毛。
     葉身は長楕円形または倒披針状長楕円形、長さ3-9cm、幅0.8-3cm、
     縁の中部以上に浅い鈍鋸歯があり、先はとがり、基部は鋭形で葉柄に流れ、
     表面は主脈が盛り上がって短毛が散生するほかは無毛、裏面は無毛。
     4〜5月、枝先から円錐花序を下垂し、多くの花をつける。
     花序の軸や枝には微毛が密生する。
     花柄はまっすぐで長さ2-3mm、ふつう1〜2個の小さな苞がある。
     萼は深く5裂し、萼片は狭卵形で先はやや鈍く、長さ2-3mmで無毛。
     花冠は白色、細い壺形で長さ6-7mm、先は浅く5裂し、裂片は広円形。
     雄蕊は10本、花糸には短い軟毛が密生する。
     葯の背面下部に長さ約1.3mmの刺状突起がある。子房、花柱は無毛。。
     果柄は湾曲して刮ハは上向きにつき、扁球形で径5-6mm。
     種子は曲がった楕円形で長さ約2.5mm。
     
本州(宮城県以南、関東・中部地方の太平洋側および近畿・中国地方)・四国・九州の
     山地の岩の多い風衝地に生え、中国大陸中部にも分布する。
     有毒植物。馬が葉を食べると苦しむので、〈馬酔木〉とも書く。     
          − 改訂新版「日本の野生植物 4」 −

【A花はまだかたい蕾で、刮ハが目立った個体も多いです 】
22.1.11 撮影
                                 
【Aを拡大しました −果柄は湾曲して刮ハは上向きにつき、扁球形で径5-6mm
22.1.11 撮影

【Aを拡大しました −葉身は長楕円形または倒披針状長楕円形、縁の中部以上に浅い鈍鋸歯があり
22.1.11 撮影
「先はとがり、基部は鋭形で葉柄に流れ」

【B枝先から円錐花序を下垂し、多くの花をつける
22.1.11 撮影

【C花冠は白色、細い壺形で長さ6-7mm、先は浅く5裂し、裂片は広円形
22.1.11 撮影

【D】
22.1.1.11 撮影

【Dを拡大しました −花冠は白色、細い壺形で長さ6-7mm、先は浅く5裂し、裂片は広円形 】
21.1.11 撮影

【E今年の開花確認画像 − 1月1日の日記から】
22.1.1 撮影


 今日の秋吉台は冷たい強風に雪が飛び、スマホの気温を見ると4℃、
 重装備で歩いても、寒さが身に凍みました。
 車に帰ってから一枚も撮っていないことに気づき、駐車場のアセビを撮影。
 突風の合間を狙って撮ったのですが、拡大に耐えられない画像を使った日記になりました。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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