2022年 1月11日 アセビ |
アセビ Pieris japonica〈馬酔木/別名アセボ〉(ツツジ科 アセビ属) 花期は1〜4月。 高さ1.5-4mの常緑低木。 若枝には短毛が密生するが、のちに無毛となる。 葉柄は長さ3-6mmで無毛。 葉身は長楕円形または倒披針状長楕円形、長さ3-9cm、幅0.8-3cm、 縁の中部以上に浅い鈍鋸歯があり、先はとがり、基部は鋭形で葉柄に流れ、 表面は主脈が盛り上がって短毛が散生するほかは無毛、裏面は無毛。 4〜5月、枝先から円錐花序を下垂し、多くの花をつける。 花序の軸や枝には微毛が密生する。 花柄はまっすぐで長さ2-3mm、ふつう1〜2個の小さな苞がある。 萼は深く5裂し、萼片は狭卵形で先はやや鈍く、長さ2-3mmで無毛。 花冠は白色、細い壺形で長さ6-7mm、先は浅く5裂し、裂片は広円形。 雄蕊は10本、花糸には短い軟毛が密生する。 葯の背面下部に長さ約1.3mmの刺状突起がある。子房、花柱は無毛。。 果柄は湾曲して刮ハは上向きにつき、扁球形で径5-6mm。 種子は曲がった楕円形で長さ約2.5mm。 本州(宮城県以南、関東・中部地方の太平洋側および近畿・中国地方)・四国・九州の 山地の岩の多い風衝地に生え、中国大陸中部にも分布する。 有毒植物。馬が葉を食べると苦しむので、〈馬酔木〉とも書く。 − 改訂新版「日本の野生植物 4」 − 【A花はまだかたい蕾で、刮ハが目立った個体も多いです 】 「先はとがり、基部は鋭形で葉柄に流れ」
重装備で歩いても、寒さが身に凍みました。 車に帰ってから一枚も撮っていないことに気づき、駐車場のアセビを撮影。 突風の合間を狙って撮ったのですが、拡大に耐えられない画像を使った日記になりました。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、 学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |