アリタソウ〈有田草〉(アカザ科 アリタソウ属) 花期は7〜11月。
南アメリカ原産の1年草。大正時代から増え始め、市街地の道ばたや荒れ地などに多い。
高さ60〜100cmになり、よく分枝する。
葉は互生し、長さ3〜10cmの長楕円形で粗い鋸歯がある。
枝先に緑色の花穂を円錐状に多数つける。
花穂には葉状の苞があり、両性花と雌花が混じってつく。
茎や葉に縮毛や腺毛が多いものをケアリタソウとよぶこともあるが、変異は連続的である。
【両性花と雌花が混じってつく】
11.9.30 撮影
【上の画像を拡大しました】
11.9.30 撮影
「両性花と雌花が混じってつく」・・・雌花が写っていませんね。
【上とは別の株です】
11.9.24 撮影
【上の画像を拡大しました − 両性花と雌花が混じってつく】
11.9.24 撮影
雌花が確認できました。
* * * * *
アリタソウは、「秋吉台国定公園の高等植物」の記録に従い、私が記録を始めてからずっと、
植物名をケアリタソウとしてきました。
このたび日記に書くために調べたところ、
「日本の帰化植物」(平凡社)『アリタソウ』には、
「茎や葉に縮毛や腺毛が多いものをケアリタソウとよぶこともあるが、変異は連続的である」
とのことなので、私の記録の植物名を「アリタソウ」に書き換えました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|