8月4日 アリノトウグサ


【@丈の低いササがまばらに生える日当たりのよい所に生えてます】
   11.8.4 撮影
ルーペでやっと形が分かるほどの小さな花です。
   
    アリノトウグサ〈蟻の塔草〉(アリノトウグサ科 アリノトウグサ属) 花期は6〜8月。
   小さな花をアリに、草全体を蟻の塔(アリ塚
に例えたものという。
   日当たりのよい山野のやや湿った所に生える高さ10〜30cmの多年草。
   葉は対生し、長さ0.6〜1.2cmの楕円形で、鈍い鋸歯がある。
   花はごく小さく、茎の上部に点々とつき、下向きに咲く。
   萼筒は長さ約1mmの球形で、萼片は4個。花弁は4個で反り返る。雄しべは8個。
   雄しべが先に成熟し、花弁と雄しべが落ちると赤い羽毛状の雌しべが伸びてくる。
 

                                         


                       【A雄しべ先熟の花】
                         11.7.14 撮影
                        【Aを拡大しました】
                           11.7.14 撮影
           「開花すると、先ず雄しべ8本が垂れ下がって黄色い花粉を風に送り」

                          【B】
                         11.7.28 撮影
                        【Bを拡大しました】
                         11.7.28 撮影
                        「ついで花弁が散り落ち」

                         【Bを拡大しました】
                          11.7.28 撮影
              「雌しべが代わりにのびてくる」
               「雌しべには4本の花柱があり、柱頭は赤くて、ふさのように裂ける」



※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。