7月26日 アリノトウグサ 


【@6月25日に開花確認したアリノトウグサが今、花盛りです】
   09.7.22 撮影
ヤマトキソウやササバランなどの草原で咲く小さな花を見つける目安は
「アリノトウグサが生えているところ」ですが、そのアリノトウグサです。
   
    アリノトウグサ〈蟻の塔草〉(アリノトウグサ科 アリノトウグサ属) 花期は6〜8月。
   小さな花をアリに、草全体を蟻の塔(アリ塚
に例えたものという。
   日当たりのよい山野のやや湿った所に生える高さ10〜30cmの多年草。
   葉は対生し、長さ0.6〜1.2cmの楕円形で、鈍い鋸歯がある。
   花はごく小さく、茎の上部に点々とつき、下向きに咲く。
   萼筒は長さ約1mmの球形で、萼片は4個。花弁は4個で反り返る。雄しべは8個。
   雄しべが先に成熟し、花弁と雄しべが落ちると赤い羽毛状の雌しべが伸びてくる。
 

                                         
 09.7.22 撮影

  
花はごく小さく、茎の上部に点々とつき、下向きに咲く  
09.7.22 撮影

【上の画像を拡大しました ―萼筒は長さ約1mmの球形。花弁は4個で反り返る
09.7.22 撮影
花弁と雄しべが落ちると赤い羽毛状の雌しべが伸びてくる


中央に雄性期の花、上方につぼみ、下方に雌性期へ移っている花。

【@を拡大しました】
09.7.22 撮影
「葉は対生し、長さ0.6〜1.2cmの楕円形で、鈍い鋸歯がある」

* * * * * * * おまけの花 * * * * * * *

【オミナエシが開花しました 】
09.7.26 撮影
秋の七草のハギ・キキョウ・クズ・オミナエシ・ナデシコが咲いて、
待たれるのはサワヒヨドリとススキの開花ですね。


 昼前に雨がやみ出かけてきましたが、草原はぐっしょりと濡れ、黒くて低い雲に覆われ、いつザーッとくるか分からないので、今年3回目のカメラの携行を諦めた開花確認になりました。
 ガンクビソウ・オミナエシ・ヒキヨモギ・メドハギ・キンミズヒキが開花、カメラがないのが残念。
 車に戻り別のコースに移動、ノアズキ・カラスノゴマ・トダシバをカメラに収めましたが、三脚は重いので持っていませんでした。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。