アレチハナガサ Verbena brasiliensis 〈荒れ地花笠〉
(クマツヅラ科 クマツヅラ属) 花期は6〜9月。
裸地や礫地、草原に生える多年草。南アメリカ原産。
直立して高さ1.5mに達する。
全体に剛毛があるが、花序近くを除き茎には少ない。
茎の断面はふつう四角形で中実、上部で分枝し、枝は開出する。
葉は対生。下部の葉には鋸歯があり、狭楕円形で先は次第に尖り、
基部はくさび状に細まってときに柄状となる。
穂状花序は斜上して、枝先にやや緩慢につき、やや細く、
しばしば有柄で長短があり、開花に伴って伸びる。
花序の基部に萼とほぼ同長の苞葉があり、萼は筒状で先は5裂、
花冠は紅紫色、直径2mmあまり。
【A10年余り前には、開花確認のために探し回っていたものです】
14.7.2 撮影
【B茎の断面はふつう四角形で中実、葉は対生】
14.7.2 撮影
【Bを拡大しました − 下部の葉には鋸歯があり、狭楕円形で、基部はくさび状に細まる】
14.7.2 撮影
【C穂状花序は斜上して、枝先にやや緩慢につき】
14.7.2 撮影
【D昨年秋の画像です − 花序の基部に萼とほぼ同長の苞葉があり】
13.11.8 撮影
【Dを拡大しました − 花冠は紅紫色、直径2mmあまり】
13.11.8 撮影
【Dを拡大しました −萼は筒状で先は5裂 】
13.11.8 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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