アラカシ〈粗樫〉(ブナ科 コナラ属) 花期は4〜5月。
葉がやや大きく鋸歯が粗いのでこの名がある。カシ(樫)はカタギ(堅い木)のこと。
山野に生える高さ20mになる常緑高木。雌雄同株。
葉は互生し、葉身は長さ7〜12cmの倒卵状長楕円形で、革質。先端は鋭くとがり、
上半部には大形の鋸歯がある。
新枝の下部から長さ5〜10cmの雄花序が垂れ下がり、雄花は苞のわきに2〜3個つく。
雌花序は新枝の上部の葉のわきに直立し、雌花が3〜5個つく。
果実は堅果。長さ1.5〜2cmの卵球形で、その年の秋に成熟す。
【堅果は長さ1.5〜2cmの卵球形で、その年の秋に成熟す】
09.11.28 撮影
「葉身は長さ7〜12cmの倒卵状長楕円形で、革質。
先端は鋭くとがり、上半部には大形の鋸歯がある」
【上の画像を拡大しました】
09.11.28 撮影
「堅果の下部は、鱗片が合着した同心円状の環が6〜7個並んだ殻斗に包まれる」
“秋吉台のやまんば”さんが「メダボおじさんのお腹と、しましまパンツ」と・・・。
* * * * * * こんな時もありました * * * * * *
【雄花序は新枝の下部から垂れ下がり、雌花序は新枝の上部の葉のわきに直立】
09.5.14 撮影
【雌花序は新枝の上部の葉のわきに直立し】
09.5.14 撮影
「雌花が3〜5個つく」
【雄花序は新枝の下部から垂れ下がり】
09.5.4 撮影
「雄花は苞のわきに2〜3個つく」
今年の春は頑張ったつもりですが、アラカシの花は、今日使った画像が一番増しな出来でした。
来年は是非、雄花・雌花をきちっと撮ろうと思ってます。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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