2020年 2月18日  アオイスミレ



【@強風に霰が舞う洞穴前の草地で、1輪だけ開花していました】
20.2.18 撮影

        アオイスミレ Viola hondoensis〈葵菫/別名ヒナブキ〉(スミレ科 スミレ属) 
                                         花期は2〜4月。
       丘陵地〜山地の湿り気のある夏緑樹林の林内や林縁に生える、
       高さ3-8cmの多年草。有茎種。
       地下茎は太く、節間は短い。
       開花の後、地上匐枝が地面をはって伸長し、
先端に新株をつける。
       根出葉の葉身は上面が浅緑色、脈に沿ってわずかにへこみ、
       下面は浅緑色、質は薄く、円心形〜心形、先端は円頭、基部は心形、
       長さ1.5-4cm、低い波状の鋸歯があり、両面に密毛があり、
       葉柄は長さ2-8cm、有毛。
       托葉は狭楕円形、分裂せず、縁に毛状突起がある。
       夏期の葉は大型で、径6-7cmになり、越冬することが多い。
       花期は3〜4月、早春のスミレとしては最も早い。
       花は紫色〜淡紫色またはほとんど白色、径1-1.5cm。
       花弁は長さ10-13mm、波状縁となり、
       側弁の基部は有毛あるいは無毛。
       花柱はカギ形、上部は棒状、柱頭は下向きに突き出る。
       距は太く短く、長さ3-4.5mm、先端は内曲する。
       刮ハは球形、径5-6mm、粗い毛を密生し、やや肉質で、
       裂開すると刮ハの裂片は平らになり、舟形にはならない。
       種子は飛ばされることなく、根元にこぼれ落ちる。
       北海道〜九州、韓国(鬱陵島)・中国(東部)に分布する。
       和名は葉形がウマノスズクサ科のフタバアオイに似ているためで、
       別名は開花の後に大きく裂開した葉をフキの葉に見立てたもの。
        − 改訂新版「日本の野生植物3」 −
         

【@を拡大しました − 根出葉の葉身は上面が浅緑色、脈に沿ってわずかにへこみ
20.2.18 撮影
「質は薄く、円心形〜心形、先端は円頭、基部は心形、低い波状の鋸歯があり、両面に密毛があり」
                                 
【@を拡大しました − 花は紫色〜淡紫色またはほとんど白色、径1-1.5cm
20.2.18 撮影

【A生えている場所と数と、撮る機会が少なくて・・・今年は必ずきれいなアオイスミレを撮ります】
16.3.8 撮影

【Aを拡大しました − 花は紫色〜淡紫色またはほとんど白色、径1-1.5cm。花弁は波状縁
16.3.8 撮影

* * * * * きょう開花を見たもう一つは * * * * *

【B ヒイラギナンテン Berberis japonica〈柊南天/別名トウナンテン〉(メギ科 メギ属)】
20.2. 18 撮影

* * * * * * *


 きょう午後2時から、美祢市観光協会で、「着地型商品・美祢旅」に関しての会議がありました。
 前日が降雪。鳳翩山トンネル周辺の凍結状態が心配で、「ちょうど良い機会!」と、
 山口市の高齢者福祉バス(70歳以上が対象。山口市内の停留所からなら、市外でも降車まで100円)を
 初めて利用しました。
 山口駅前〜秋吉バスセンターまで、JRバスで100円。

 サファリパークができた年に、母・末娘とサファリ〜長門市をめぐるバスツアーで訪れて以来だから、
 バスでの秋吉台行きは40数年ぶり・・・。
 自分で運転しているのとは景色が違うし、バスの車内放送「次は〇〇です」のタイミングに合わせて
 降車のボタンを押すことが結構緊張。

 帰りも、「山口市内で降りれば、市外からの乗車でも100円」ですが、
 会議に出席の友人の車に同乗させてもらいました。
 楽しかったです。
 
 
※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP