1月22日 アオイスミレ 

「早春、スミレの中では先頭をきって花を開く。 ほかのスミレが咲くころには、
直径5〜8cmの円い大きな葉を広げ、匐枝を出して新しい株を盛んに作っている」

【秋吉台では2月に開花していたのが、最近では1月に咲き始めました】
   10.1.22 撮影
今年は、昨日1月21日に開花を確認しました。
   
 アオイスミレ〈葵菫/別名ヒナブキ〉(スミレ科 スミレ属) 花期は2〜4月。
葉がウマノスズクサ科の
フタバアオイに似ていることによる。
湿り気の多い落葉樹林下や林縁に生える花期の草丈3〜8cmの多年草。全体に毛が多い。
花期の葉は幅約2cmの円心形。先は円く、鋸歯は低い。花後、葉は著しく大型になる。
花は白に近い淡紫色で直径1〜1.5cm。距は長さ3〜4.5mm、後部が大きい。
   
                     【上の画像を拡大しました】        
 10.1.22 撮影
「花柱の先はかぎ形に曲がる」

* * * * * * 花盛りのころには * * * * * *

  
【昨年の画像です】  
09.3.12 撮影
花は白に近い淡紫色で直径1〜1.5cm
09.2.25 撮影
「距はできぼこしていて、後部が大きい」


 ヤマアイ・シロバナタンポポ・ホトケノザ・オオイヌノフグリなどの早春の花が、近年は新年を待たず11月に咲き始めていますが、アオイスミレは、フラサバソウ同様に1月に寒さがホッとゆるんだ時に咲いて、秋吉台に春間近を知らせてくれています。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。