アオガネシダ(チャセンシダ科 チャセンシダ属) 常緑性。
葉柄は向軸側(表面)が暗緑色で、背軸側は黒褐色、長さ10〜25cm、基部には密に、他の部分にはまばらに鱗片がある。
葉身は広被針形〜狭楕円形、鋭頭〜鋭尖頭、2〜4回羽状複生、長さ10〜35cm。
羽片には柄があり、8〜10対、三角状卵形、鋭尖頭。
裂片はくさび形、長さ4〜7mm、前縁には鈍鋸歯があり、他は全縁。
葉質はかたく、表面は暗緑色、裏面は淡色。
胞子嚢群は線形〜長楕円形、裂片に1個かまれに2〜3個が互いに接近してつく。
本州(埼玉県および伊豆半島以西)・四国・九州・琉球の暖地で、山林中の岩上や樹幹に着生する。
【@葉身は広被針形〜狭楕円形、鋭頭〜鋭尖頭、2〜4回羽状複生】
10.1.28 撮影
「羽片には柄があり、8〜10対、三角状卵形、鋭尖頭」
【@上の画像を拡大しました】
10.1.28 撮影
【A上とは別の個体】
10.1.28 撮影
「コバノヒノキシダとちょっと似た輪郭のシダで」
【Aはっきりした区別は中軸上面が溝となる点】
10.1.28 撮影
【A 胞子嚢群は線形〜長楕円形、裂片に1個かまれに2〜3個が互いに接近してつく】
10.1.28 撮影
【上の画像を拡大しました】
10.1.28 撮影
* * * * * * 参考までに * * * * * *
【コバノヒノキシダの中軸上面】
07.11.11 撮影
「中軸上面は溝の中に“かまぼこ状”の盛り上がりがある」
アオガネシダを昨日見つけたものの、薄暗い岩壁なので「中軸上面が溝」が撮れてなく、
今日、先日買ったストロボを初使いして撮り直しました。
使っている画像は全てストロボ使用です。
発光量を「撮影距離の目安」が「被写体との距離」より少し大きくなるように設定して、
ワイドパネル(光の強さを和らげるフィルター)を使用してみました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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