| アメリカネナシカズラ(ヒルガオ科 ネナシカズラ属) 花期は9〜10月。 北アメリカ原産の1年生のつる性寄生植物。
 葉緑素はなく、全体は黄褐色。宿主を選ばず、種々の草に寄生する。
 茎は針金状で無毛、吸盤を出して宿主の茎にからみつく。
 葉はなく、節に黄褐色の小さい鱗片をつける。
 鱗片の腋に短い集散花序を出し、多数の花を頭状につける。
 花冠は白色、広鐘状で5裂し、直径約3mm、裂片は卵形で先が尖り、広く開き、
 ときに反転する。
 雄しべは5個、花冠から突き出る。花柱は2個。
 刮ハは直径3mmの球形、下半部は萼筒に包まれる。
 
 【@を拡大しました − 花冠は白色、広鐘状で5裂し、直径約3mm】
 11.7.22 撮影
 【A − 茎は針金状で無毛】
 11.7.22 撮影
 【Aを拡大しました − 裂片は卵形で先が尖り、広く開き、ときに反転する】
 11.7.22 撮影
 【B − もう果実になりかけたものも】
 11.7.22 撮影
 【Bを拡大しました − 花柱は2個】
 11.7.22 撮影
 
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 今年の春の花は例年に比べて開花が遅れ、初夏になって例年並みになったと思ったのに、カンコノキ・メダラ・ヒメガンクビソウなどは突拍子もなく早く開花し、ヤナギイボタは花が咲かず、ヒオウギは極端に数が減り・・・、きょうのアメリカネナシカズラなど、悩まされ続けています。
 
 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
 
 
  
 
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