アマチャヅル〈甘茶蔓〉(ウリ科 アマチャヅル属) 花期は8〜9月。
生の葉をかむと、かすかな甘みがあるのでアマチャになぞらえたもの。
山地や藪際に多いつる性の多年草。雌雄異種。
葉は鳥足状に分裂して、普通5小葉からなるが、ときに7または3小葉、
まれに単葉のこともある。
葉腋に直径約5mmの小さな黄緑色の花を総状につける。
果実は直径約7mmの球形で、熟すと黒緑色になる。
【A葉は鳥足状複葉で、普通5小葉からなる】
10.8.21 撮影
「葉の形がヤブガラシに似るが、葉の質が薄く、
若い葉の上面には多細胞の短毛が散らばっている」
【B葉腋に直径約5mmの小さな黄緑色の花を総状につける】
10.8.21 撮影
【Bを拡大しました − 雄花でした】
10.8.21 撮影
「雄花は直径約5mm。花冠は5裂して先端は尾状にとがる。
雄しべは5個あり、基部で合着している」
【Bを拡大しました】
10.8. 撮影
「若い葉の上面には多細胞の短毛が散らばっている」
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きょうは朝6時から「徳地の野鳥」の3回目に参加し、愛鳥林で3時間近く、神経を耳に集中させました。繁殖期を過ぎたため、さえずりはなく、私が姿を確認できたのはコゲラと集団で飛んで行くエナガだけでした。
でも、3時間近くをひたすら耳を研ぎ澄ませることは、月1回のこの野鳥観察会だけですから、神経を集中させる良い機会とも思っています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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