2015年 11月22日  アキヨシミミナグサ − 有花茎と無花茎 −その2



今日の日記も、門田先生からのメールと、今年5月27日の観察会でのお話をまとめて書きました。

 「私はミミナグサ属に関心は持っていましたが,長登のものについては全く知りませんでした.
  けれども,2012年10月アザミ調査の折に案内していただいた時のミミナグサ群落の印象は非常に強いものがありました.
  茎が根際で無花枝を数多く出し,マット状になることに驚いたのです.
  まるで,ヒマラヤ高山帯のクッション植物のようだと思いました.
  これが本気で書いてみようと思った発端です.」


【@おそらく山口県に3000m級の高山があったら、そこで生きてきたでしょう
15. 2. 1 撮影

「域値を越えたら銅は植物にとって有害です。
銅の鉱滓地という厳しい条件の所で、他の植物が入ってこないため、
競争相手がいないので、生きてきたと思われます。
3年前より今は大分数が減ってきています。いずれ消えてしまうと思います」

                                 
【A有花茎は花が終わると枯れてしまいますが、無花茎はそのまま残り
15. 2. 2 撮影

【Aを拡大しました −押しくらまんじゅう状態で厳しい冬を乗り越えるのです

15. 2. 2 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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