10月2日  アキヨシアザミ・モリアザミ(キク科)

   アキヨシアザミ     05.9.24 撮影
   
 アキヨシアザミ〈秋吉薊〉 花期は9〜11月。 
 日当たりのよい草原に生える高さ50〜100pの多年草。茎は直立し、茎葉は長楕円形で、しばしば羽状に切れ込む。枝の先に直径3.5〜4pの紅紫色の頭花を上向きにつける。
 
モリアザミの変種で、モリアザミとの違いは、総包片の先が反り返らずピンと上に向いていること。分布は山口県秋吉台。


 
9月24日、アキヨシアザミとモリアザミを同じ草原で開花確認しました。
 昨年はモリアザミの元気がよく、アキヨシアザミを探して歩いたものでしたが、今年は、先ずアキヨシアザミが目に入ったと思ったら、モリアザミに負けないくらい、アキヨシアザミがたくさん咲いています。
                       【アキヨシアザミ】                    
                        05.9.24 撮影
                                 
【モリアザミ】
05.9.24 撮影
 
 モリアザミ〈森薊〉 花期は9〜11月。
 山地の日当たりのよい草原に生える高さ50〜100pの多年草。茎は直立し、茎葉は長楕円形で、しばしば羽状に切れ込む。枝の先に直径3.5〜4pの紅紫色の頭花を上向きにつける。

 
                        【モリアザミ】 
05.10.1 撮影                 05.10.2 撮影

【おまけ・・・一体これは?】
05.10.2 撮影

広島の友人たちがアイナエを観察されているところです。(あれ?8名でしたが、一人足りない)
曇り空の下、アイナエはほとんどが半開きでしたが、群生に大喜びでした。
                 
10月2日(日) 広島の友人7名が秋吉台に来られ、こちらの友人と二人で案内しました。
 前回の7月末は雷雨に逢われたというのに、ずっと続いた晴天が今日に限って時々雨の天気でしたが、皆さん、ちっとも苦にされない様子にホッとしました。
 あらかじめ聞いていたヒナノキンチャク・ヒメヒゴタイ・コシオガマ・アキヨシアザミ・モリアザミ・キセワタ・アイナエは見られたし、カラスノゴマとスズサイコの実に感動され、メガルカヤ・オガルカヤ・ノガリヤス・・・と、とても精力的に歩かれました。
 夕方近くには「オガリヤス」と、少々怪しくなってきて、「頭がもういっぱいで、入らない!」でした。